インナーテラス工事
● 依頼内容
既存のテラスを拡張してインナーテラス的に使いたい。
テラスに洗濯機と流し台を設置したい。
近隣からの目隠しを兼ねてテラス部分に壁を作りたい。
掃出し窓が古くなって鍵がかからないので修理したい。
室内に窓を新たに窓を設けたい。
自作のブランコを付けてほしい、、、など。
● 施工内容
今回の工事で一番のウエイトを占めているのがインナーテラス工事です。
既存のテラス屋根との取り合いを考えて、違和感なく延長しました。
下地は主に杉材を使用して屋根の素材は波ポリカのマットブラウンを張りました。
テラスに流し台と洗濯機を設置するので、給水管と排水管の配管工事も行いました。
室内入口の掃出し窓を発砲工法にて取替。
室内に引違い窓を1箇所新設。
室内の排気ダクトの改修。
窓庇の取付。
等
● 施工のポイント
お客様のご意向で、晴れた日や気候の良いときはインナーテラスで過ごせるような空間にしたいとありました。
そこで、ある程度の風通しを考慮しつつ、近隣との目線を切ると言うことがポイントとなりました。
既存の状態は一部屋根のみがある状態でしたので、目線を切る為に壁にも下地を組み、波ポリカを張りました。
そして、洗濯物も乾くように風通しを考慮し、インナーテラスの入口ドア上部を格子状に空けて風が抜けるように施工しました。
インナーテラス入口ドアは、杉板を使用しているので、素朴な造りにはなりましたが、壁と杉板の貼り方向を変えるなど工夫して結構良いデザインに仕上がりました。
室内への入口となる掃出し窓を発泡工法で取替ました。
発泡工法とは、既存の窓枠を残し、少し小さな寸法の窓を既存の窓枠中に納め、発泡ウレタンで固定し、アルミカバーで周囲を仕舞するといった特殊な工法になります。
発泡工法のメリットは、既存の枠を残す事で、解体工事が不要になります。
一般的な窓の取替はいったん既存の窓枠を斫り取り、そこに新しい窓を納めますが、発泡工法の場合はこの工程を省く事が可能です。
そのため、工期も短縮でき、ローコストで窓の取替が可能になります。詳しくはこちらをご覧下さい。https://youtu.be/She9-OTT_Yg
あと、お客様の持ち込みのブランコも脱着式にして取付ました。