老後に備えるリフォーム
2022/06/05
長年住み続けたお家は年数が経つにつれて水回りの設備機器を中心に劣化が進んで、だんだんと使いづらさや住み心地が悪く感じてくることもあるかもしれません。また家族の生活スタイルも時とともに変化していきます。そこで劣化した設備を交換するだけではなく、老後に備えるリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?
どうして老後に備える必要があるの??
お家を新築した頃から年齢を重ねた今では、お家の住み心地や、使い勝手が変わってきたと感じる方もいらっしゃることでしょう。老後にはまだ早いと思うかもしれません、老後に備えたリフォーム計画を早めにしておくことで費用の準備をしたり、安心して生活を送ることができ、体力が十分あるうちにリフォームをすることができます。リフォームの規模によっては仮住まいが必要になる場合もあるので、元気で動けるうちに始められるといいですね!
お家に潜む意外な危険
お家は安全で快適に過ごせる場所ですが、年齢を重ねることで案外危険を伴う箇所があります。トイレや浴室のちょっとした段差でつまずいて転倒したり、温度差でヒートショックを起こしてしまったりと、想像以上に危険が潜んでいるものです。
お子様が独立されて、ご夫婦でゆっくり過ごせるお家にしたいなどリフォームのきっかけはさまざまです。何より安心して暮らせるようなお家にするために、老後に備えたリフォームを行う必要性があるといえます。
老後に備えるリフォームのポイント
POINT1:バリアフリー(段差の解消)
老後に備えるリフォームといえば段差を解消するバリアフリーが代表的です。急な階段や水回りなどの段差、以前は問題なかった段差でも年齢を重ねるとつまずく危険性が増えてきます。階段の傾斜を緩やかにしたり、細かいリフォームではありますが、バリアフリーにするだけでもお家での事故を防ぐことができます。
特に水回りのリフォームは重要です。お風呂は滑って転倒しやすく、トイレは転倒すると狭くて閉じ込められる可能性があるなど、水回りには危険がたくさん潜んでいます。水回りの設備交換のリフォームを検討している場合、同時にバリアフリーリフォームをして段差の解消や手すりの設置を行うことをオススメします。
POINT2:水回りの安全性や機能性アップ
キッチンやトイレ、お風呂、洗面所などの水回りは、老後に備えて安全性や機能性の優れているものにリフォームするのがオススメです。キッチンはIHにして火を使わず安全性を高くしたり、壁をキッチンパネルにして掃除しやすい仕上げにするのがオススメです。
出典:Pinterest
トイレは車椅子でも入れるようにドアの大きさや室内の広さを大きくして、万が一の転倒や病気の発作などを考慮した開き方を選択する必要があります。また立ち上がりや、介助がしやすいように手すりの設置をオススメします。
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お風呂がタイル張りの場合は滑って転倒しやすかったりすることが多いため、滑りにくい床や断熱性の高いユニットバスを採用することで安全性をアップさせることができます。ベンチタイプのユニットバスは入浴がしやすくなります。洗面所は洗面台はお手入れしやすいボウルを選んで清潔さを保てるようにするのがオススメです。
出典:TOTO(サザナ、ベンチタイプ)
POINT3:快適な室内温度
温度の変化は健康に大きな影響を及ぼしてしまうこともあります。夏にお家の中が暑すぎると熱中症に、冬に寒すぎると風邪を引いてしまう、部屋ごとの温度差によってヒートショックを起こしてしまうなどさまざまな可能性があります。特に沖縄は夏場、気温や湿度が高く、お家を快適な温度にしていないと熱中症を起こす危険性が高いです。お家の中の温度を快適にすることで健康面で安心できるので、断熱材の設置などを検討してみてください。
まとめ
お家を新築した頃から年齢を重ねた今では、お家の住み心地や、使い勝手が変わってきたと感じる方もいらっしゃることでしょう。老後に備える意味でも、今の家族の生活スタイルに合わせてリフォームを行なってみてはいかがでしょうか。間取りの変更など大規模なリフォームだけではなく、水回りを安全性や機能性の高い設備機器にするだけでも暮らしは十分に快適になります。
これからの生活を快適に送れるようなリフォームご提案させていただきます。
ぜひ井上工務店までお問い合わせください。