【沖縄でオシャレなリフォーム】ねこと暮らす
2021/12/03
ペットと暮らすリノベーション
安全や健康面にも配慮しながら、愛犬や愛猫が快適にのびのびと暮らせる家づくりのコツは、ペットが持つ習性を生かしながらプランすることが大切です。
今回はねこ編でリノベーションのアイディアやポイントをおはなしします。
出典:Pinterest
ねこに必要なパーソナルスペース
ねこにとって快適なことは、飽きることなく家の中をぐるぐると動き回れることです。そして大切なのことは、誰にも邪魔されないパーソナルスペースがあることです。
キャットタワーやキャットウォークなど高いところにいけるように場所を設けてあげることがいいでしょう。
このような場所を設けてあげることで、運動不足やストレス解消になります。
素材
キャットタワーやキャットウォークをつくる際には、滑りにくい材質でつくりましょう。
ねこはかじったり、引っ掻いたりするのが好きなので、柔らかい木材だと傷がつきやすくなります。無垢の集成材なら強度があるのでオススメです。
取付の際にも猫が飛び乗ったりすることが想定できるので、ある程度の強度が保たれるように注意が必要です。
出典:Pinterest
人も楽しめる、ねこのためのリノベーションアイディア
ねこのためのリノベーションはかなり贅沢に思われますが、他にはない空間づくりができるので、個性的な空間が生まれます。
ねこが家の中を歩き回れるように、キャットウォークも兼ねた天井までない間仕切り壁や、本棚や収納も個性的な空間をつくる要素になります。
出典:TOKOSHIE RENOVATION
出典:えんウチ
キャットウォークの一部をアクリル板にしたり、顔が出せる程度の穴を開けておくと、頭上にあるキャットウォークで遊ぶねこを楽しむ工夫もできます。アクリル板からは肉球や、座ったときの足の様子など見ることができます。
透明のボウルを配置して、丸くなった体勢のねこもかわいいです。
出典:ねこちゃんホンポ
出典:リノベりす
出典:Pinterest
ねこ専用通路もオススメです。リビングから廊下、廊下から洗面室など、お部屋の中をねこも自由に行き来できる専用通路。開口の形をアーチ型やお家型にすれば、インテリアのアクセントにもなります。開口から顔を出すねこの様子を見るのも楽しめます。
出典:EcoDeco
ねこ用トイレの置き場所も工夫を
ねこ用トイレはプラスチック製でそのまま置いてしまうのは、せっかくリノベーションした空間には似合わないでしょう。置き場所は一番悩むポイントになります。
後始末の効率のよさやニオイ対策として、洗面室やトイレにスペースを設けたり、造作家具でねこの出入りがしやすく、インテリアの邪魔をしないデザインを採用するのもいいと思います。人もねこもストレスなく過ごすことができる方法を選びましょう。
出典:Pinterest
出典:FIELD GARAGE
ねこと快適に暮らすためのインテリア建材選び
家族の一員として一緒に暮らすねこですが、何も考えずインテリア建材を選んでしまうと、床が滑ったり、壁で爪とぎをして壁が痛んだりなど、さまざまな悩みが出てきます。人も快適にストレスなく過ごせるように、インテリア建材選びにもポイントがあります。
壁
ペットと暮らしていると避けられない問題が、臭いの問題です。
飼い主自身は慣れて気づかないのですが、来客者は気付くはずです。ペットの臭いを軽減してくれたり、汚れが付きづらい壁紙を選ぶだけで、ある程度臭いや汚れの問題を防ぐことができます。
また、珪藻土などの塗り壁を採用することもオススメです。珪藻土は細かい気泡が臭い成分や湿気を吸着して、消臭だけでなく調湿効果もあり、爪とぎの問題にも期待できます。
その他にも、腰高の壁には壁紙ではなく、腰板を採用することも壁のダメージ軽減になります。腰板は固く、爪とぎとしては好まれない素材なので効果があります。またインテリアとしても空間のアクセントになる素材です。
出典:リリカラ
出典:goodroom
床
床は人もねこも快適に過ごせるように選ぶ必要があります。
基本的にいぬも一緒で、肉球が滑りにくく、床が汚れてもメンテナンスがしやす素材で、部分的に張り替えられるようなカットパイルのカーペットタイルが一番オススメです。もう一つ床材にオススメなのは、無垢フローリング材です。赤ちゃんが舐めても安心なオイル塗装で仕上げれば、足に心地よい木のサラサラした感覚で、人もねこも快適に過ごすことができます。
出典:roomclip
出典:サンワカンパニー
網戸
通常使用されている網戸は、ねこが爪をたてて登るとすぐに破れてしまいます。そこで採用したいのが、ステンレス製の丈夫な網戸です。網戸の張り替えはDIYでもできますが意外と手間がかかります。リフォーム・リノベーション工事とまとめて依頼することをオススメします。
人とねこの生活空間をしっかり区別する
リノベーションで間取りを決めるとき、いぬ・ねこ共通で考えなくてはならないのが、行動範囲です。安全面も考慮して、人とペットの生活空間をしっかり分ける必要があります。火や刃物を扱うキッチンは危険を伴う空間です。そのような場所は、扉やゲートを設置しペットが自由に出入りできないようにするなど対策が必要です。
大切な家族の一員であるペットに配慮した間取りや建材など、ニーズに応じたご提案をいたします。
ご興味のある方は、ぜひ井上工務店までお問い合わせください。