マンションリフォームのタイミング
2021/12/09
家は長く住んでいると、設備、内外装の老朽化やライフスタイルの変化などによって、住み心地が変わっていきます。そして長期的な目で見ると、何かが壊れてからではなく、定期的なメンテナンスや計画的なリフォームを行うことが必要です。そうすることで家は長くきれいに保つことができます。
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マンションリフォームに最適なタイミング
マンションを長期間保つためのメンテナンスやリフォームはとても大切です。マンションの築年数からみて、メンテナンスとしてのリフォームを検討するタイミングをご紹介します。
・築5年〜10年
壁や天井、いろいろな場所で汚れが段々と目立ってくる時期です。
壁クロスのジョイントが目立ってくるなど、小さな部分ではありますが破損なども出てきます。長期的にきれいなマンションを保つために、メンテナンスとしてのリフォームを早めに検討してみましょう。プロのクリーニングなどを利用するのもいいでしょう。
・築10年〜15年
キッチン、トイレ、お風呂、洗面台などの水回りの設備機器が劣化し、不具合などが出てくる時期です。特に問題がなく設備機器を利用できていても見えないところで腐食が進んでいたり、配管が劣化している場合もあります。水回りの設備を中心に点検を行う時期です。
壁や天井のクロスも張り替えを検討する時期になります。メーカーの推奨が一般的に5年〜10年となりますので、この時期には貼り替えのリフォームを行う必要があるでしょう。
・築20年〜30年
キッチン、トイレ、お風呂、洗面台といった水回りの設備機器が寿命を迎える時期です。十分な点検やメンテナンスを行っていない状態だと、かなり劣化が進んで、水漏れを起こしている箇所があるかもしれません。その場合、その水漏れ箇所周囲から腐食が進み、いざ修理となると高額な金額がかかってしまうこともあります。
水回りは20年を目安にしてリフォームを検討しましょう。
ライフスタイルから考えるマンションリフォームのタイミング
購入したときは最適だったマンションも、年齢を重ね、家族構成などのライフスタイルが変化することで生活とマッチしなくなっていくものです。ライフスタイルに合わせたリフォームは、快適に過ごす家づくりにとても大切です。
・20代〜30代
この年代は、結婚して子どもが生まれる方が多いです。子どもの成長を考慮してマイホームを購入する方もいれば、中古物件を購入して家族構成に合わせたリフォームやリノベーションを行う方もいます。小さな子どもの成長などを考慮して、家族が集まって過ごす時間が多く取れるように大きく開放的なリビングなどを求める方が多いです。両親の目が行き届く開放的な設計が大切です。
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・40代
この年代は子どもが大きく成長し、それぞれのプライベートを重視する時期です。そのため、家族それぞれのライフスタイルを考えて空間を作ることが必要になります。それぞれの時間を尊重できるように個室や、勉強や趣味に集中できる環境を整えましょう。
・50代
子どもが進学や就職で親元を離れていく時期です。今後子どもと一緒に暮らすのか、ご夫婦で過ごすのか、この後のライフスタイルを考慮してリフォームをするか検討しましょう。
また、子どもが結婚する時期でもあります。現在は共働きのご家庭が多く、家事や育児の面でご両親のサポートを受けたいと考える方もいるかと思います。なので二世帯住宅を検討する方もいます。新築か、中古住宅のリノベーションかご家族で計画をしっかり立てることが必要になります。
・60代
この年代は仕事を定年退職している方が多いと思います。今後の体のことを考慮してバリアフリー化することを考えておきましょう。体力や、運動機能が低下する前に早めに対策を検討しましょう。特に行っておきたいのが、トイレやお風呂の段差解消です。その他にもドアを引き戸にするなど、将来車いすを使用する可能性も考慮し、広いスペースを確保しましょう。
マンションリフォームに必要な準備
マンションリフォームでは、管理規約を遵守しなければなりません。工事申請書の提出や、近隣への配慮、共用部を汚さないための養生、駐車場の確保などさまざまな注意が必要です。その他にも住人が工事してはいけない部分があります。例えば玄関ドアやアルミサッシなどはマンションの共用部になっていることが一般的です。管理組合や管理規約を必ず確認も上、リフォームを行いましょう。
トラブルを回避するためにも、マンションリフォームは経験が豊富な業者に依頼しましょう。
ご興味のある方は、ぜひ井上工務店へお問い合わせください。