【意外な事実】住宅の台風被害は火災保険で直っちゃう!
2024/01/18
沖縄で季節のイベントのひとつ台風。「あ~またか」くらいに侮っていたら
2023年の台風6号は猛威をふるい、久しぶりに恐怖を感じたひとも少なくないはず。
コチラにも修繕の問い合わせが何件かありましたが、意外と知られていなかったのが
“火災保険”の活用でした。
…という事で「台風被害を受けて修繕したいけど、急な出費を抑えたい!」をテーマに
皆さんと情報を共有していきたいと思います。
出典:Pinterest
台風の被害に火災保険???
住宅を新築した際やマンションを購入したり、最近ではアパートを借りる際の条件
として入る火災保険。知っているだけでお財布にやさしい修繕が可能かも?!
早速、チェックしていきましょう!
台風による被害は、火災保険の「風災」の補償対象となります。
風災とは、台風や竜巻などの暴風によって生じた被害を指します。
具体的には、以下の被害が風災の補償対象となります。
〇屋根や外壁の損壊
〇窓やサッシの破損
〇雨戸やシャッターの破損
〇庭木の倒壊
〇ブロック塀の倒壊
〇カーポートや物置の損壊
また、台風による浸水被害も、火災保険の「水災」の補償対象となります。
水災とは、台風や大雨などの水によって生じた被害を指します。
具体的には、以下の被害が水災の補償対象となります。
〇床下浸水
〇室内浸水
〇家財の損壊
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火災保険の補償対象となるためには
以下の条件を満たす必要があります。
〇台風の襲来前に火災保険に加入していること
〇台風による被害であること
〇保険契約の保険価額の範囲内での被害であること
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台風被害による修繕費の請求は、以下の手順!
①保険会社に連絡する
②罹災証明書の取得
③修理業者による調査
④修理費用の見積もり取得
⑤保険金請求書の提出
⑥保険会社の審査
⑦保険金の支払い
罹災証明書は、市町村の窓口で取得することができます。
保険金請求書は、保険会社から送付される書類に必要事項を記入して提出します。
保険金の支払いは、保険会社の審査後、通常1~2か月程度で行われるのが一般的です。
…と色々記載してますが速やかに保険会社に連絡して、どの様な対応をすれば良いか
問い合わせしましょう!
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台風被害からどのくらいの期間が経過すると保険適用不可になる⁈
台風被害から保険適用不可になる期間は、保険契約によって異なります。
一般的には、保険事故の発生から2~3年程度で、保険適用不可となる場合が多いです。
ただし、保険契約の内容によっては、それよりも短い期間で保険適用不可となる場合もあります。
たとえば、火災保険には、保険事故の発生から1年以内に保険金請求を行う必要がある「免責期間」が設定されている場合があります。
免責期間内に保険金請求を行わないと、保険金が支払われないことになります。
また、火災保険には、保険事故の発生から5年以内に保険金請求を行う必要がある「時効」が設定されている場合があります。
時効内に保険金請求を行わないと、保険金請求権が消滅することになります。
そのため、台風被害に遭った場合は、速やかに保険会社に連絡して、保険金請求手続きを行うことが大切です。
具体的な保険適用不可の期間については、ご自身の保険契約の内容をよく確認しておきましょう。
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まとめ
被害状況によっては、公的支援を受けられる場合があります。
たとえば、国や地方公共団体では、台風被害の復旧・再建に必要な費用を助成する制度を設けています。
また、被災者支援団体や保険会社などでも、さまざまな支援を行っています。
保険適用不可の期間が経過してしまった場合でも、諦めずに、さまざまな支援制度を活用するようにしましょう。
これらは、被害が甚大になった時に関わることなので、大きな災害が起こらない事を切に願うところですが、もしもの時の為にお見知りおきをと思います。
修繕のご相談は是非、井上工務店へ(^^♪