リフォームって何をやったら幾らかかるの?
2021/04/27
リフォームの費用・相場
リフォームは上を見ればきりがなく、つい予算オーバーになってしまいがち。周りの人はいくらくらいの費用をかけているのか、リフォーム内容ごとに相場を解説します。
また、リフォームにかかる費用は、商品代と工事費だけではありません。事前に確認しておきましょう。
キッチンリフォームの費用・相場
キッチンのリフォームでは50~100万円の費用帯でリフォームを行うお客様が一番多いです。このぐらいの費用であればある程度グレードの高いキッチンでデザインやオプションを選べるため人気の価格帯です。
50万円以下でも大掛かりな工事を伴わなければキッチンをまるごと新しいものへ変えることも可能です。
100万円を超えると対面型、アイランドキッチンへの変更やオーダーメイドキッチンなど大規模なリフォームを行うことができます。
トイレリフォームの費用・相場
トイレのリフォームにかかる費用は15万円以下が4割、15〜30万円が5割、残りの1割が30万円以上となりました。
近年人気のタンクレストイレへのリフォームが〜20万円で行えるためその結果を受けた結果と言えるでしょう。
30万円を超えるハイスペックなトイレでは節水、節電機能に優れたものが多いため初期投資として購入される方が多い傾向です。
お風呂リフォームの費用・相場
お風呂リフォームは6割のお客様が60~120万円の費用で行われます。ついで~60万円が3割、120万円~が1割となります。
一番多い60~120万円の価格帯では古くなったお風呂を新しくするだけでなく、オプション機能をいくつか付けることが出来ます。
120万円~のリフォームではお風呂を広げたり、オーダーメイドの浴室をつくるなどが可能です。
洗面台リフォームの費用・相場
洗面台のリフォームは10~25万円で行われるのが一般的です。
リフォーム費用は洗面台本体の大きさやオプション費用の有無で変わるので費用を抑えたければ小さめのシンプルな機能の洗面台を選びましょう。
逆に大きな収納や、オプション機能をたくさんつけたければそれに見合った出費になります。
また、既製品ではなく造作カウンター洗面台も人気があり、オシャレな空間を演出します。費用は15~25万円
ガスコンロリフォームの費用・相場
ガスコンロのリフォームは約9割のお客様が20万円以下で行っています。
最も多い10~20万円のリフォームでは「魚焼きグリルにはこだわりたい」「掃除のしやすさにこだわりたい」などの願望をオプション機能として叶えることが出来ます。
~10万円でも基本的な機能は十分に備えたキッチンへと取り替えることが出来ます。20万円~のリフォームでは「プロ仕様のキッチンを家庭で使いたい」などの夢も叶えることが出来るでしょう。
ガス給湯器リフォームの費用・相場
ガス給湯器のリフォームにかかる費用は「号数」の影響を強く受けます。号数が大きければ大きいほど短い時間で多くのお湯を使うことが出来ます。
そのため家族が多い家庭ほど号数の大きな給湯器を使う必要があり、リフォームにかかる費用も大きくなります。
エコキュートリフォームの費用・相場
省エネ、節約効果の高いエコキュートへの交換はおおよそ40~50万円で行えます。
かかる費用に差はほとんど無く、お湯をためておけるタンクの大きさやメーカー独自のオプション機能をつけるかどうかが価格の差です。
そのため一人暮らしなら40万円程度、家族で使うなら50万円程度が費用の目安です。
壁紙・クロス張替えの費用・相場
壁紙の張替えにかかる費用は
・張り替える部屋の広さ(張り替える壁の面積)
・壁紙のグレード
の2つで変わります。
そのため、張替えをする際は部屋の広さや消臭・調湿といった機能が必要かどうかを考えておくとスムーズにリフォームを行うことが出来ます。
5万〜10万円ではやや広めの7帖〜のお部屋や16帖までのリビングが張替えできます。
10万円以上では複数のお部屋や、リビング〜廊下・階段などの広い空間を張替えられています。家全体のクロス張り替えは20万円〜が多くなっています。
5万円以下だとトイレや洗面所などの狭い空間や、6帖までのお部屋の張替えができます。
床張替えの費用・相場
床の張替えは、
・張替え前の床の状態(床材の種類は何か、下地は傷んでいるか)
・張替える床の素材(フローリングへと張替えるのか、それ以外か)
・張替える時の工法(重ね張りか、張替えか)
によって値段が大きく変わります。
6帖までの部屋で床を張替えるときでも4~10万円と費用相場にも開きがあります。4万円なら安価なクッションフロア、10万円ならフローリングで施工ができます。
10万円〜25万円ではやや広めの7帖〜16帖までのお部屋やリビングが、お好きな床材を選んで張替えできます。
25万円〜では複数のお部屋や、広いリビングや廊下・階段などの広い空間を張替えられています。
リフォームにはこんな費用がかかります
材料代
クロス、床材、システムキッチン部材など。選ぶ材料・商品のグレードによって大きく価格が変化します。
工事費
職人の人件費です。職人の人数×日数かかります。工事の規模や難易度で価格が変化します。
室内養生作業費
搬入通路や、リフォームしない箇所の保護をするため、あらかじめカバーや養生を行います。
廃材処分費
元あった機器や施工で出たゴミを適切に処分する費用です。家庭ゴミでは出せません。
交通費
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- 施工店の施工場所への移動費や、駐車スペースがない場合は工事日数分の駐車料金がかかるケースも。
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家具移動費
施工の妨げになる家具や大きい荷物の移動料金です。工事費に含まれることもあります。
現場管理費
「現場管理費」とは建物を建てる行為そのものには直接的に関係しないが建設するのに必要となる共通費費の一部。「現場管理費」には現場労働者の労務管理に必要な労務管理費、火災保険や工事保険といった保険料などに伴う費用が含まれます。
諸経費
諸経費は、会社を運営するための人件費や移動費、通信費など会社を運営していくための費用が入っています。
会社の規模が大きくなると比例して諸経費の%は高くなる傾向がありますが、一般的には5%~10%ほどです。
井上工務店では工事費の約10%です。
例えば、諸経費が10%だった場合、100万の工事だった場合、10万円追加されるという事になります。
では、諸経費にはどういった内容が含まれているのでしょうか?
基本的に諸経費に含まれる項目としては下記の内容です。作業車両のガソリン代
作業車両の償却費
写真代
帳票代
近隣対策
労務管理費
保険料
福利厚生費
事務用品費
広告宣伝費
事務所家賃
交際費
雑費細かく言うとこんな事になります。