お部屋の換気でコロナ対策!!
2021/04/27
最近ではコロナウィルス第3波と言うことで、全国的にも感染に対する警戒が続いています。
沖縄県でも、10月から徐々に感染者数も増加傾向にあり、冬にかけて不安が増している状況です。
ここで今回のブログは、各ご家庭で必ずやって頂きたい換気についてご説明させて頂きます。
しっかり換気の仕組みを理解して、コロナ対策に役立てて頂けると幸いです。
換気について
- 2003年(平成15年)7月以降に建築された住宅であれば、24時間換気設備が設置されていますので、該当の住宅にお住まいの方は、換気が有効に機能するよう、換気設備を運転させるとともに、給気口が閉じられていないか、家具等で塞がれていないかを確認しましょう。
- 2003年(平成15年)7月より前に建築された住宅を含め、窓を開けて換気する場合は、なるべく部屋の対角に位置する窓を開けて換気するようにしましょう。窓が一つしかないなど対角に位置する窓がない場合は、扉を開けたり、キッチンの換気扇を作動させて換気しましょう。
換気・通風を効果的に行うためのポイント
- 外気を室内に取り入れるには、「入口」と「出口」の役割を果たす開口を、異なる方位の壁面2面以上に設けることにより、効果的に取り入れることができます。
- 通風経路①は、1つの部屋に方位の異なる2面の外壁開口がある場合です。また、1つの部屋で外部に面した開口が1面にしかない場合の方法として、通風経路②のように、室内開口部(扉など)を経由して隣接する空間に外部に面した開口部から通風を確保する方法があります。
- 通風経路①および②の経路上の開口部の面積が大きいほど、期待できる通風量(換気回数)が大きくなります。
- 開口部は、水平方向だけでなく、垂直方向に異なる2か所以上の窓開けを行う方法もあります。暖められた空気が上昇する性質を利用した「温度差換気」の原理を利用した方法で、晴天で風が弱い日などでは有効です。
- 効果的な換気のためには、室内に設置されている給気口がある場合には、ちゃんと開いているかどうか確認しましょう。特に集合住宅等において、室内の給気口を閉じてしまっていると、適切な換気量が得られない場合も考えられます。
- 一般的な住宅・建築物の場合には、換気装置による換気量に比べて十分に窓開け面積を取った場合には窓開けによる換気量のほうがはるかに多い換気量をえることができます。